

北九州市への移住のてびき KitaQ 移住 Hack
北九州市に移住したいけれど、何から始めればいいか分からない——
そんな方に向けて、ステップごとに分かりやすくご紹介します。住まい、仕事、現地体験、支援制度など、知っておくべきポイントをまとめました。

step 地方移住のSTEP

情報収集
まずは多角的な情報収集からスタートしましょう。
市の公式データなどで基礎を押さえたうえで、先輩移住者のリアルな声や生活コスト試算ツールなどを活用し、「自分ごと」として生活を具体的にイメージできるまで情報を深堀しましょう。
仕事を考える
つぎは「働く」部分の深堀をしていきましょう。
インターネットで仕事探しをすることもできますが、直接相談に乗ってくれる施設もあります。ご自身のご経験の活かし方から北九州市ならではのお仕事まで。自分にぴったりな仕事を探してみてください。
北九州の企業を知る

北九州市企業ガイド
北九州雇用対策協会が発行する電子ブック。約180社の市内企業の事業内容・採用予定・インターン受け入れ情報などを一覧できます。UIJターン希望者が地元企業を探す際に役立つ就職情報がまとまっています。
北九州の求人情報を知る

しごまる
北九州市が運営する就職・転職サイト「しごとまるごと情報局」の通称です。市内企業約1,700社・約1,000件の求人を掲載しており、就活イベントの情報も入手できます。 就活相談窓口や就労のサポートまで、働くにまつわる情報が網羅されています。

北九州U・Iターン 応援オフィス
U・Iターン希望者と市内企業をつなぐサービスです。
登録することで、専任コンサルタントへの相談や、市内企業からのスカウトなどが受け取れます。また、企業との交流イベントはオンラインやメタバースでも開催しています。手軽に、網羅的に情報を得たい方におススメです。

若者ワークプラザ北九州
40歳までの若者を対象に、専門カウンセラーへの無料相談、履歴書作成ブースや職業適性診断が使える情報コーナー、約100件以上の地元求人掲示など、就職活動に必要な機能をワンストップで備えた就職支援拠点。面接同行や履歴書添削など、個人に寄り添った支援が利用者に好評です。小倉・黒崎に訪れた際にはぜひご覧ください。

ウーマンワークカフェ北九州
マザーズハローワークや保育・創業窓口が同じフロアにそろい、無料キャリア相談・子どもの預け先アドバイス・創業サポートまで女性の働き方をワンストップで支援。授乳室とキッズスペース完備で子連れ来所も安心、北九州で「自分らしい仕事」を探す女性の心強い拠点です。
住まいを考える
仕事に目星が付いたら「住む」を具体的にしていきましょう。
どこに住むかを探すのはもちろんですが、実際に訪れて・暮らしてみることが大事です。引っ越しに関するさまざまなサポート制度もあるのでぜひご活用ください。
生活するイメージをしてみる

お試し暮らし
市外在住の移住検討者向けに、ホテル滞在費を1人1泊半額(上限3,000円)・最長6泊で最大18,000円補助する制度。事前面談や企業訪問と組み合わせて北九州での暮らしをリアルに体験できます。移住コーディネーターが現地案内もサポートしていますので、ぜひ活用してください。

北九州市すまいるクラブ
入会無料の移住者向け優待制度。引越し基本料金が最大30%オフ、不動産仲介手数料は最大50%オフに加え、九州電力「IJUターン応援プラン」で電気料金が1年間5%割引。暮らし情報も届き、北九州での新生活をおトクに後押しします。
移住の補助制度を知る
意思決定をする
仕事や住まいの目星がつき、街の雰囲気や利便性も見えてきたら、いよいよ「決断」のステップです。自分自身は前向きでも、ご家族やその周りの方にとってはまだ不安が残ることも少なくありません。安心して移住に踏み出すために、先人たちがどんな点で迷ったのかをご紹介します。
意思決定要素01

1. 家族・パートナーとの合意・思いのすり合わせ
移住に前向きでも、家族やパートナーの不安やモヤモヤが残ってないかをすり合わせるのはとても大事です。仕事や住まいだけでなく、「子育ての環境」「生活のリズム」「地域との関わり方」など、それぞれの価値観をじっくり話し合ってみてください。現地を一緒に訪れてみたり、実際に住んでいる人の声を聞くことで不安が解消されるので、ぜひインタビューやコミュニティ、イベントを活用してみてください。
意思決定要素02

2. 生活コスト/光熱費・移動・車などの見落としコストがないか
「家賃は下がるから安心」と思っていても、実際には車の維持費やガソリン代、冬の暖房費など、都市部では意識しなかった支出が発生することがあります。移住後の暮らしをイメージして、毎月のシミュレーションをしておくと安心です。現地で暮らす人の「リアルな出費感」を聞くのも有効な方法なので、ぜひ現地の人とお話をしてみてください。
意思決定要素03

3. 地域の人間関係・コミュニティへの馴染み・文化・慣習の確認
「ご近所づきあい」「地域行事」など、地方ならではの人との距離感に不安を持つ方もいます。実際に体験してみると温かく迎え入れられることも多いですが、自分や家族がどの程度コミュニティに関わりたいかを考えておくことが大切です。短期滞在や交流イベントに参加してみると、自分に合う関わり方のイメージが持てるのでぜひ相談してみましょう。

